【Hubble調査レポート】8割以上が生成AIに期待、法務・事業部門で活用傾向に違いも~法務・事業部門231名に聞いた「契約書業務における生成AI活用の実態」~

契約業務・管理クラウドサービス「Hubble(ハブル)」を提供する株式会社Hubble(本社:東京都渋谷区、CEO:早川 晋平、CTO:藤井 克也、CLO:酒井 智也)は、2025年6月、自社サービスの既存顧客企業に対し「契約書業務における生成AI(LLM)の活用実態」に関する調査を実施しました。

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契約業務における生成AIの業務活用実態調査2025

1.調査結果サマリ

  • 法務・事業部門ともに、生成AIへの期待は8割以上(法務部門:94.8%、事業部門:88.9%)
  • 利用経験あり:法務部門71.8%、事業部門26.1%
  • よく使われている生成AIは「ChatGPT」が最多(法務部門:69.6%、事業部門:72.5%)
  • 利用領域は法務部門においては「法的リサーチ」「メール・社内文書の下書き」「法律相談前の事前情報収集」、事業部門では「契約書のドラフト作成」「契約書の要約やポイント整理」「一般的な観点からのリスクチェック・論点指摘」が上位。
  • 活用の障壁として両部門とも、「誤情報(ハルシネーション)」「セキュリティ・情報漏洩」との回答が多く見られた。また、「社内ルールが整備されていない」「使いこなせるか不安」も比較的多く挙げられた。

2.調査結果詳細

【1】生成AIに対する期待:8割以上が活用に前向き

契約業務において生成AIに対する期待を問う設問では、「とても期待している」「ある程度期待している」との回答が、法務部門94.8%、事業部門88.9%となりました。

【2】生成AIの業務利用経験(法務部門/事業部門) 

「法務業務で生成AIを利用したことがあるか(法務部門)」「契約書に関する業務で利用したことがあるか(事業部門)」との設問に対し、「利用したことがある」と回答したのは、法務部門71.8%、事業部門26.1%でした。

【3】よく使われる生成AI:ChatGPTが最多 

利用している生成AIツールについては、「ChatGPT」が最多で、法務部門69.6%、事業部門72.5%でした。次いで、法務部門では「Copilot」、事業部門では「Gemini(旧Bard)」が多く利用されていることが明らかになりました。

【4】生成AIの活用領域:要約・ドラフト作成・リスクチェックなど

具体的な活用領域として、法務部門では「法的リサーチ」「メール・社内文書の下書き」「法律相談前の事前情報収集」、事業部門では「契約書のドラフト作成」「契約書の要約やポイント整理」「一般的な観点からのリスクチェック・論点指摘」などが確認されました。

【5】導入時の懸念点:誤情報、セキュリティ、ルール未整備 

活用にあたっての主な懸念として、両部門共通で「誤情報(ハルシネーション)」「セキュリティ・情報漏洩」に関する回答が多く挙げられました。さらに、「社内ルールが整備されていない」「使いこなせるか不安」などの回答も寄せられました。

3.調査概要

  • 実施主体 :株式会社Hubble
  • 実施時期 :2025年6月
  • 回答者数 :231名(法務部門:78名、事業部門:153名)
  • 調査方法 :Googleフォームによるオンラインアンケート
  • 対象者  :自社サービスの既存顧客企業の担当者
  • 対象者属性:従業員規模・業種・職位別など

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契約業務における生成AIの業務活用実態調査2025

Hubble(ハブル)」とは

人とAI、法務と事業部門の協業性を向上させ、契約業務基盤の構築と定着を支援するクラウドサービスです。継続率は99%で、上場企業を中心に多くの企業に長くご利用いただいています。契約書の審査依頼から作成、検討過程や締結済契約書の管理まで、AIを活用しながら一気通貫でご利用いただけます。

また、コミュニケーションツールや電子契約システム等とのAPI連携も充実しており、既存ツールとの併用も可能です。

業界初の「カスタム項目AI自動入力」機能(自社調べ)を搭載し、契約書管理に必須の主要9項目に加え、自社独自で管理したい項目も業界・業種を問わず自由に設定・運用いただけます。改正電子帳簿保存法にも完全対応(JIIMA認証取得)しており、更新期限の自動通知、柔軟な権限設定、紙と電子の契約書を横断して検索できる機能なども備え、セキュアで網羅性の高い契約データベースを構築することができます。

・サービスサイト:https://hubble-docs.com


「Contract Flow Agent(コントラクト・フロー・エージェント)」とは

契約業務における進行や意思決定の支援に特化した、契約AIエージェントです。Hubble上で行われる、契約書の起案・レビュー・承認・更新といった一連の契約業務フローにおいて、過去の業務履歴や社内ルール、判断基準をもとに「次に取るべきアクション」を提示し、業務を前に進めるための支援を行います。

従来からある、単なる文書チェックを行うAIとは異なり、「Contract Flow Agent」は契約実務の文脈を理解し、担当者の迷いをなくす“伴走者”として機能します。属人的な判断や手戻りの削減を通じて、契約業務を進め、法務と事業部門の協業を強力に後押しします。

・CFA特設ページ:https://lp.hubble-docs.com/ContractFlowAgent


株式会社Hubble

株式会社Hubbleは、「手触りのある課題をテクノロジーによって解決し、働く人の個性や創造力が発揮される未来を創出する。」をパーパスに掲げ、以下のサービスを提供・運営しています。

・契約業務・管理クラウドサービス「Hubble(ハブル)」https://hubble-docs.com

・締結済契約書を入れるだけでAIが契約データベースを構築するクラウドサービス
 「Hubble mini(ハブル ミニ)」https://hubble-docs.com/lp/Hubble-mini/

・NDAの統一規格化を目指すコンソーシアム型のNDA締結プラットフォーム
 「OneNDA(ワンエヌディーエー)」https://one-contract.com/

・法務の生産性を高めるメディア「Legal Ops Lab(リーガルオプスラボ)」
 https://hubble-docs.com/legal-ops-lab/

Hubbleシリーズは上場企業からベンチャー企業まで業界・業種問わず600社以上にご利用いただいております(2025年8月時点)。

所在地: 〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2丁目7-3 いちご恵比寿西ビル5階
取締役: 早川 晋平(CEO) / 藤井 克也(CTO) / 酒井 智也(CLO弁護士)
会社概要https://hubble-docs.com/about

【本件に関する報道関係者からのお問い合わせ】
 株式会社Hubble 広報担当:中田(なかた)
メールアドレス:contact@hubble-inc.jp

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