利用規約のバージョン管理が簡単に! 翻訳コスト削減にも応用したいと考えています。

株式会社 one visa 町田 太朗様

one visaは、外国人材を雇用したいと考えているものの専門知識を持ち合わせていない人事労務担当者もローコストで在留資格の取得・管理を簡単に行えるよう、自動で書類を選定し、更新期限も通知してくれるサービスだ(https://onevisa.jp/)。入管法の改正により外国人材のさらなる増加が予想される。このような中で、one visaを通じ、煩雑な手続を簡潔かつローコストに行えることはメリットが大きいといえる。
そんなone visaの開発提供を行う株式会社one visaでもHubbleが導入されている。Hubbleはどのような役割を担っているのか。法務を主軸としてバックオフィス全般を担う町田さんに伺った。

 

Hubble導入の経緯を教えてください。

 

町田

当時、利用規約の改定作業を行っていたのですが、利用規約自体がかなり長く、改定に関しての顧問弁護士とのやり取りも膨大になっていました。そのため、従来のメールによるやり取りでは、バージョン管理が難しくなっていました。
2018年の第2回契約書タイムバトルの際、Hubble様の存在を知り、バージョン管理にかなり有効であることに感銘を受けました。そこで、弊社代表の岡村と話し合い、導入してみることにしました。

 

Hubble導入後どんな効果がありましたか。

 

町田

Hubbleを導入することで、バージョン管理は簡単になり、顧問弁護士とのやり取りもドキュメント内で統一的に管理することができるようになりました。そのため、煩雑な管理業務に労力を割く必要がなくなっただけでなく、作業の思考過程がよりクリアになり、効率的な業務が可能になりました。

 

(↓Hubbleのメイン画面。改定がFIXした段階で、作業中のversionを省略して、FIXしたversionのみの差分も自動で見れる。)​

 

 

利用規約以外にHubbleで作成されているドキュメントはありますか。

 

町田

雇用契約書、NDA、業務委託契約書、官公庁への申請書類等もバージョン管理しています。複数のドキュメントも、Hubbleに一元化できるため、簡単にアクセスできます。弊社での運用方法としては、Hubble内で契約書の種類ごとにフォルダを作成し、案件ごとにドキュメントを保存することで、ドキュメントへのアクセスを簡単に行えるようにしています。

他に、Hubbleで一括してバージョン管理するメリットはありますか。

 

町田

法務の作業を社内で共有することが簡単になりました。バックオフィスを切り盛りする中で法務の属人化を恐れていたのですが、Hubbleがこの問題を解決する糸口になると考えています。また、バージョン管理過程が蓄積することで、法務のノウハウを社内全体で生かすことができています。

 

他にHubbleの機能で役立ちそうなものはありますか。

 

町田

差分抽出機能が翻訳コストの節約に 役立つのではと考えています。
複数の言語に対応した利用規約等を作成する際、日本語の資料をそのまま翻訳に回すとコストが余計に掛かってしまいます。Hubbleの差分抽出機能で必要な部分だけを翻訳に回すことで、簡単に翻訳コストを下げることができると考えています。

クラウドサインとのAPI連携はご利用いただいていますか。

 

町田

それは知りませんでした。one visaでもクラウドサインを利用しているのですが…

クラウドサインとの間でもシームレスな作業が可能になるのでお勧めです。
最後に、町田さんにとってHubbleはどのような存在か、一言で教えてください。

 

町田

私にとっては「法務のGitHub」といえる存在です。エンジニアが出勤して一番に開くのはGitHubですが、私の場合はHubbleです。非常に頼りになる、不可欠な存在です。

本日はインタビューへのご協力ありがとうございました。

 

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